住宅ローンにおける借入限度額の算定方法とはどのようなものか

日本で住宅を購入するという場合、多くの人は、一括で購入するというよりは、銀行からの借り入れをしてから、その返済を月々行なっていくという、住宅ローンによる購入という方法をとっていると思われます。
なぜならば、年収の7倍ほどの大金を、一気に支払えるほど資産がない人が大半ですし、購入額をすべて貯金するまでには、かなりの時間がかかってしまうから、まず住宅を手に入れて、その住宅を購入するのにかかる金額を銀行から借りて、その返済をしていくということが、現実の生活を有意義に過ごせるとされるからです。
こうして住宅ローンで住宅を購入する場合、銀行から借りられる額として、最高限度の額が、ほぼ確定的に決まっているものでして、これはあまり例外なく、全ての人に適応されるものとなっています。
その最高限度額のことを借入限度額といい、しっかりと算定式が定まっているのです。
大まかに分類して、2つの借入限度額算定方法というものがあり増すので、これからその2つについて、お話ししたいと思います。
まずは、住宅の購入価格による借入限度額についてお話しします。
それは、購入しようとする人がどれだけの収入があるかなどについてはまったく関係なく、単純に購入予定の住宅の購入価格から算出されるものです。
なぜこのように、住宅の購入価格から借入限度額が算定されるのかというと、例外はあるにせよ、基本的に住宅の購入価格の100パーセントを住宅ローンでまかなうことは出来ないということになっているからです。
銀行が一定の基準として定めているのは、住宅ローンとしての貸し出しは、購入価格の80パーセントまでを貸し出すということになっていまして、この範囲内までの金額が、銀行が最大限、住宅ローンとして貸し出すことができる金額ということになっているのです。
購入価格による借入限度額は分かりました。
それではもう一つの算定方法とはなにかというと、それは、返済金額と買主の収入金額によって借入限度額を決める計算式によって算定するということです。
銀行によって採用するかどうかはさまざまですが、たとえば、毎月の返済額の5倍以上の月給をもらっているかどうか、ということや、年間返済額が年収の30パーセント以内、という算定方法です。
これらはおもに、確実に返済が可能である可能性を高めるために算定しているといわれています。
こうしてみてみると、住宅を購入するという人が、かなりの頭金を貯金してから購入に踏み切っている理由が、借入限度額にあるということが、明確に理解できます。
悔いのない住宅購入のために手間を惜しまず、いろいろ検討してみることをお勧めします。